伊那市地域材利活用研究会

先週の地方紙から

  ← クリックしてお読みください。

伊那市で平成27年に立ち上がったプロジェクトで地域の木材を利用した製品を研究開発して地域振興に資することを目的にしたものです。目標は「棺桶」と「ワイン」に絞り検討を重ねてきました。ワイン樽のこともあり、伊那ワイン工房にもお声がかかり、初回からメンバーに加わっております。昨年12月の記事に書きました「ひのきのワイン桶」もこの研究会での成果の一端で、ワインが出来た時にはこのような記事にされるのでしょう。

研究会では棺桶の検討にも参加しておりましたが、それまでは接することのない棺桶の世界を「その道のプロ」から説明を受けながら検討してゆくわけです。木材のことから葬儀のことまで学ばせていただきました。試作品を火葬場で燃焼試験まで行い実用に則した開発を進めています。市長から「最高傑作」と感想をいただけるみごとな棺桶が完成しました。燃やすには惜しい立派なものですので現状では大量に使用される見通しが立たない状況です。よって大量生産には至っておりません。「予約」で製作、「在庫せずに即納品」ができる類の商品であればもっと展開が可能なのですが。

カテゴリー: お知らせ パーマリンク