2015年に長野県伊那市で収穫されたシャルドネ100%で作りました。op.13の2015シャルドネ 720mlと同じ原料 同じ製造工程を経たのち、かたや壜詰、かたや樽詰めと道が分かれ、約一年遅れての販売となりました。op.13とは明らかに異なり、いわゆるシャルドネワインの土俵に乗った感じです。さぞかし長期間樽の中で寝かせていたのかと期待されそうですが、2015年の冬の間の1か月足らずだけです。あとは製品壜に詰めて暗いところで15か月寝ていました。ほっておくといつまでも寝ていそうでしたが、スペースの限られた工房ですのでそろそろ起きていただかなくてはなりません。短期間でしたが確実に樽の成分を吸収し、その後の暗闇での時間でゆっくり消化してくれたと思います。海外の濃くて深い味わいのシャルドネとは異なったコンパクトな感じのワインですが、このスケール感の違いが伊那のワインの良い所として受け入れていただけることを望んでおります。