op.4 「2014山葡萄のワイン」

山葡萄のワイン 伊那ワイン工房 375ml入りです。 ※完売しましたm(__)m

2014年収穫の山葡萄で作ったワインです。栽培者は伊那市の方で収量は130Kgほどしかありませんでしたが単独で仕込むことにしました。長野県の南部(地元では南信地方と呼びます)は山葡萄の栽培が多くみられます。全国に目を向けると各地に山葡萄の栽培地があり、大変な情熱をもって取り組んでおられる方が多いのがこの葡萄の魅力の表れでしょうか。

山葡萄と呼ばれるものは単独の栽培品種の名前ではなく、山に生えていた葡萄をとってきて畑に植えたものから研究機関で交配されたものなど様々なものがあり、植物分類上のレベルで異なる種でも何でも山葡萄と呼んでしまっています。中には、大陸から来たことが明らかな物や交配記録のしっかりしているもの、更には品種の登録までされて名前のついている由緒正しい山葡萄(?)もあります。とにかく色々と異なる性質をもった葡萄が山葡萄という名で括られていますから、栽培地や栽培者が異なるごとに違った山葡萄があります。

山葡萄のワインの味を懐かしいと表現する方が結構多くみられますが、昔に山に入って自然の山葡萄を取ってきてはいたずらをされた経験のある方かもしれません。山葡萄ワインは全般に見ると赤い色が濃く、特徴ある香りが少なく、目が覚めるほど酸っぱいところが共通した特徴でしょうか。良いワインを作るための王道は、原料ブドウの良い特徴は伸ばし悪い欠点などは改善するなどの味の変革をすべて畑で解決する努力にあるといえます。栽培条件、品種、栽培方法などにより理想のワインを作り上げることは並大抵の努力ではありませんし、時間もものすごくかかります。これがワインつくりの魅力であり、楽しむ方もその苦労に敬意を感じて他の飲料にはない深い魅力を認める理由だと思います。しかし、それほど情熱的に栽培されたブドウばかりがあるわけではありませんし、すべてのブドウ栽培の場面が常にストイックである必票もないでしょう。要は魅力的で飲み手のニーズに合ったワインになれればそれはそれで良いのではと考えるわけです。

さて、op.4「山葡萄のワイン」の特徴をご説明しますが、カテゴリーとしては甘い赤ワインということになります。たいへん酸っぱい葡萄をおいしく飲むために、甘くしてバランスを取る方法を選びました。醸造的には酸を減らす減酸方法がいくつかありますが、それらの手立ては一切せず、壜詰め前に砂糖を加えること以外は全く正常に丁寧に醸したワインです。それでもできるワインはメルローやピノノアールのような魅惑的な香りは出ませんし、酸味の強さは大半の方が顔をしかめるレベルだと思います。でも、糖を加えてゆくことにより強い酸が生きてくるのです。畑で酸味を落としてゆく努力を惜しまない王道からすると安易であることは否めませんが、これはこれで美味しいのです。このバランスがワイン工房のセンスだと思って、素直に楽しんでいただけることを願っております。

限定約160本。375ml壜入り。1200円(税別)となります。※完売につき現在注文を承っておりません。

op.4 「2014山葡萄のワイン」 への2件のフィードバック

  1.  武様 のコメント:

     畑で酸味を落としてゆく努力を惜しまない王道からすると安易であることは否めませんが、これはこれで美味しいのです。・・・の文面を見てコメントすることにしました。

     酸味は山葡萄の主要成分です。その成分を落としてしまったら山葡萄の効能も落ちてしまうのでないでしょうか。 伊那ワイン工房さんの方法でよいと思います。

  2. 田村信夫様 のコメント:

    山葡萄は飲んだこと無いので一度飲んでみたいです、田舎にいる時は食べたことありますが兄貴が作っていましたけど、素人なので良く出来たか解りません一度飲んでみたいです、よろしくお願いいたします。

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